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2005年04月29日
桜を求めて幾千里…
白骨温泉へ行ってきました。
長野は丁度桜の盛りでした。
まずは上田城です。
桜はほとんど終わっていましたが、この一本だけ満開でした。
さらに山の上から早春の北アルプスを望む。
◆さて、桜の探索記です。◆
ネットで安曇野に樹齢４００年の枝垂桜があると知り、帰りに寄る事にしました。
判っているのは村の名前と地区名です。
これだけ判っていれば、後は現地に行って地元の人に桜の場所を聞くだけです。
現地到着。聞きました。
「…噂は聞いたことがある」「その地区ならこの辺だけど…」「…わからない…」
お？おやっ？少なくとも地元じゃ有名な桜じゃないのかっ？
車で彷徨ううちに一本の大きな枝垂桜に遭遇。ようやく発見！
日曜カメラマンも沢山います。
んが。
背景が違う。枝ぶりも違う。
でっかいカメラを担いでいるこの人たちなら、目的の桜を知っているはず！
岐阜ナンバー（隣の県です）のオッチャン達に質問。
「…いや、俺たちも朝から探しているんだけど…」
色々、しるしのついた地図を見せてくれる。
こんだけ探して見つからない「有名な桜」っていったい？？？
ちなみに地図の印は「大きな枝垂桜」のあったポイントらしい。そういえば、サイトの一つに
この辺りの墓には大きな桜が点在と書いてあった。
迷ってる間にも、大きな桜が何本もあった。これが東京ならそれだけで名所になれそうなんだけど
ここにある限り、幽霊の出そうな無駄に巨大な枝垂桜でしかない…。
だって色が、淡く灰色掛かっていて微妙に怪しげなんだって。
ＲＰＧだと必ず目標物を知っている人と出会うもんですが現実は甘くはありません。
そろそろ帰らないと遅くなるし…と残念ながら敗北して帰途へ。
弟が固執しているカレールーをさがしつつ…。
ここになら目的のカレールーがあるかも！と弟はジャスコへ。
私は最後の望みを託して道路の向かい側のガソリンスタンドへ。
桜のあると書いてあった地区からは既に数ｋｍ離れていたけど諦めが悪いのですｗ
外に立つ兄ちゃんｓはやはり「わかりません」が、しかし！
中に聞きに行ってくれて、超地元の人、ﾊｹｰﾝ！
「実家が近所なんですよ」（感涙）
ありがとう！ｵﾈｲｻﾝ！あなたを探していたんです。（ちょっと違う）
「でも、私も知らなくて去年初めて見に行ったんですよね」
…地元民にこの扱いの「有名な桜」っていったい？？？
ま、なにはともあれ。地図を描いてもらいました♪
実は最初の桜からは満ち一筋ほどの違いしかなかった。そこをさらに山へと数分。
これが「樹齢４００年の枝垂桜」です。
あえて小さくサムネイルを作ってみたりｗ
写真をクリックして巨大化させてみると判るんですが、桜の下に屋根が連なっています。
でかいです。
樹齢４００年はだてじゃないです。
村のそこかしこに点在していた桜も都会標準からすると十分巨木ですが比較になりません。
こんな桜が地元民に聞いてもなかなか判らないなんて…ｏｒｚ
ネットに住所が明記されていないのは畑を荒らされない為だろうか？
日曜カメラマンは望むショットの為なら手段を選ばなそうだし。
と、いうわけで、ここでも場所の明記は避けてみましたｗ
来年の桜の時期にここへ行く人は是非、見に行ってくださいな。
一見の価値はありますよー♪
追記。画像の埋め込み、ポップアップ指定にすればよかった…ｽﾏｿ